子供向け、大人向け、空想世界でのバトル、果ては宇宙を舞台にしたものまで、昨今、さまざまな仮想世界が存在する。
だが、米航空宇宙局(NASA)ほど宇宙を知り尽くしている存在は他にない。BBCは、NASAが現在独自の仮想世界を開発する構想を持っていると伝えた。
「この仮想世界は学生を対象としたもので、『NASAの実際の工学および科学関連のミッションをシミュレーションすることが可能』になるだろう」とBBCは伝えている。さらに、NASAが仮想世界の開発に関心を持つ企業に対して要望を出していることも併せて報道した。
この多人数参加型オンラインゲームの背景には、未来の科学者を育成し、学生に宇宙への幅広い関心を持たせる狙いがある。
NASAは既に「Second Life」上の島に進出している。
BBCは、このプロジェクトのディレクターを務めるSimon Worden氏の「NASAは参加型探査とでも言うべき機会の創出に全力で取り組んでいる」とするコメントを紹介した。「われわれは、この島がスペースミッションで宇宙を飛行するすべての人々にとっての玄関となる過程を観察している」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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