米航空会社JetBlue、メールやIMが利用可能な旅客機「BetaBlue」を就航へ

文:Caroline McCarthy(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年12月07日 13時52分

 以前公開された映画のように飛行機内に蛇が潜んでいたとしても、これで友人にIMで知らせることができる。

 低料金で知られる航空会社JetBlueは、同社所有の「Airbus A320」1機に無線ネットワークを装備するとともに、YahooとBlackBerryメーカーResearch In Motion(RIM)にパートナーシップを提案し、両社の電子メールおよびIM機能へのアクセスを飛行中に提供しようとしている。JetBlueは、「BetaBlue」という愛称がつけられた同機について、機内通信オプションの拡大を調査する上での早期テストと考えている。

 機内において、通常のウェブ利用がすべて可能なわけではない。しかし、Wi-Fi対応のノートPCを持ち込めば、軽量版のYahooメールとIMが利用できる。BlackBerryの場合も、Wi-Fi対応機(BlackBerry 8820やBlackBerry Curve 8320)を使って、個人や会社用の電子メールが利用できる。セルラー接続しかできないBlackBerryモデルは利用できない。米連邦通信委員会(FCC)が飛行中のセルラーサービスの利用を依然禁止しているためだ。

 BetaBlueは米国時間12月11日朝、就航飛行を予定している。ニューヨークのジョンF.ケネディ国際空港からサンフランシスコ国際空港までの全米横断飛行となる。その後、同機は、JetBlueの定期路線に組み込まれる。同社の関係者は、CNET News.comに対して、BetaBlueを特に指定することはできないと述べている。また、同サービスの利用に追加の料金は不要だという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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