ソニーは9月26日、豊田自動織機と合弁で設立していた小型液晶ディスプレイの製造会社2社を経営統合し、100%子会社にすると発表した。液晶ディスプレイを主力事業の1つと位置付け、さらなる成長を狙う。
両社は、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造を行う合弁会社として、エスティ・エルシーディ(STLCD)とエスティ・モバイルディスプレイ(STMD)を設立している。2007年12月1日にこの2社を経営統合し、2009年3月31日までにソニーの完全子会社とする。
経営統合により製造機能を一体化して効率的かつ迅速な経営を行い、競争力の向上を目指す。豊田自動織機は経営資源を自動車や産業車両事業などの中核事業に集中させる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」