Reutersの報道によると、米最高裁判所は米国時間9月25日、LG電子が廣達電脳(クオンタ・コンピュータ)を含む複数の台湾企業と争っている特許訴訟について、再審理を決定したという。
この訴訟は、製品が製造連鎖を経る過程で、特許所有権者が各企業からロイヤリティを受け取ることができるかを決定するという意味において、コンピュータ業界に大きな意味を持つ可能性がある。
LGは、マイクロプロセッサチップに関する同社特許が侵害されたと主張している。しかし、クオンタを含む台湾企業側は、LGがIntelにライセンスした技術を使用して製造されたマイクロプロセッサチップを購入しただけと反論している。
北カリフォルニアの米連邦地方裁判所が台湾企業側を支持する判決を一度は下している。しかし、同判決は2006年7月、連邦控訴裁判所によって覆されている。台湾企業側は、最高裁判所に再審を要求していた。
クオンタはHewlett-Packard、Dell、IBM、ソニーを顧客に持ち、Appleの「iPhone」も製造している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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