コクヨは9月3日、柔軟な発想で新しい価値を思いつく「ひらめき」に関する意 識調査を実施、結果を発表した。
調査によると、「ひらめきを感じるとうれしい」という質問に対し、「とても あてはまる(33.2%)」と「ややあてはまる(51.2%)」を合わせ8割以上がひらめ きをうれしいと回答した。また、「今後ひらめきは重要だとおもう」については「と てもあてはまる(30.5%)」、「ややあてはまる(53.4%)」でひらめきを重視する人が 多いことが分かった。
最近ひらめいた経験が「ある」人は41.4%、そのうち年収1000万以上の高所得 者層については平均より13ポイント高い54.5%となっている。
ひらめいたのは「1人のとき(44.2%)」が多く、ひらめきやすい場所の上位は 「布団・ベッドの中(29.7%)」 「お風呂(21.8%)」、「車の中(21.8%)」、などくつろぎの空間が多く上げられ ている。ひらめきやすい時については「何もしていないとき」や「寝る前」などひら めきやすい場所と同様のくつろぎの空間が挙げられている。一方、「誰かと話してい るとき」は18.7%にとどまっている。
また、将来を考え子どもに「ひらめき力」をつけさせることは「とても重要だ と思う(44.7%)」、「やや重要だと思う(46.9%)」を含めると9割以上が重視し ている。「ひらめき力」を伸ばす有効なことについては「色々なことを経験させる (70.3%)」が最も多く、次いで「出来るだけ子ども自身に考えさせ、何事も自分で 行わせる(48.8%)」、「自然や野外活動をさせる(46.7%)」と続き、特に子育て 世代である30〜49歳においては女性が各項目で平均より高い関心を示している。
何歳までに「ひらめき力」を養う取り組みをするのが良いかという質問につい ては、「4〜6歳の幼稚園期(42.9%)」が最も多く、次いで「0〜3歳の未就学児 (30.5%)」で、小学校入学前が7割以上を占める結果となった。
調査は2007年5月17〜18日、全国の20〜60代の男女を対象にインターネットで実 施したもの。有効回答数は1200人。
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