国土交通省航空局はこのほど、「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」を一部改正し、公布した。10月1日から施行する。
改正にあたっては、最新の電子機器に関する使用制限のあり方を検討し、以下の区分により整理を行った。
今回の改正で、無線式マウスや、無線機能を使用する携帯ゲーム機、アクティブ型ICタグなどが新たに常時使用禁止の電子機器として追加されたほか、充電器(有線式+電池式)、GPS受信機、音声や接触に反応する愛玩用玩具などが離着陸時のみ使用禁止の電子機器として追加された。
国土交通省では今後、航空機を利用する国民に対し幅広く周知を行う必要があるとして、政府広報などによる広報活動を行うとしている。
今回の改正は、3月28日の「航空機内における安全阻害行為等に関する有識者懇談会」による「航空機内での使用を制限する携帯電子機器を早急に見直す必要がある」との提言を踏まえてのもので、専門機関の調査研究結果などに基づいて行われた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」