Calsunenergyの最高経営責任者(CEO)を務めるAlex Boyerさんのスケジュールはとても忙しい。ミーティングはいつも夜で、昼間は科学の体験学習キャンプに参加している。
それというのもBoyerさんはまだ非常に若く、この秋にやっと中学2年生になるところだからだ。
ただし、Calsunenergyでは、これは珍しいことではない。Calsunenergyは、太陽電池用の集光装置の開発や太陽電池によって生成された熱を利用可能なエネルギーに変換するための方法を考案している企業だが、小学校と中学校の子供たちによって設立された。技術最高責任者(CTO)のShaun Boyerさんはこの秋に6年生に、マーケティングおよび営業部門担当のバイスプレジデントは5年生になる。
同社は、申請中の特許を1件かかえており、また技術を利用しつつ環境にやさしい製品およびビジネスモデルを競うコンクール、California Clean Tech Openにも出場している。同コンクールの優勝者には、賞品とオフィススペースが与えられる。太陽光集光装置(より多くの日光を太陽電池に集め、電気出力を高めるための装置)の商用化に一役買ったGreenVoltsは、2006年に事業を開始し、現在いくつかの契約を締結中だ。
Calsunenergyは、太陽電池関連の会社が多く集まるカリフォルニア州サンタクララに本社を置いている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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