「関わる機会が与えられている仕事のなかで私にとって一番大事なものは、私が何をしていようと、パーソナルコンピュータだ」とGates氏は述べた。「私のライフワークだ」
Gates氏は、幸運にも人道的活動に役立つ技能を身につけることができたが、常に念頭にあるのはソフトウェアだと述べた。「私の頭の中を覗いたらきっと、ソフトウェア、ソフトェアのマジック、私のソフトウェアに対する信念で埋め尽くされているだろう」
互いに優れていると思われる点について、Gates氏は、人と製品を選ぶことに関するJobs氏の直観的ともいえる方法を称賛した。「Jobs氏のやり方は異なり、魔法のようだ」とGates氏は言った。
一方、Jobs氏は、他社と提携に関するMicrosoftの能力を称賛した。
「我々は、他社との提携が得意ではなかった」とJobs氏は述べ、Microsoftは提携が上手いと付け加えた。「もし、Appleが少しでもそのDNAを受け継いでいたら、かなり上手くできたと思う。Appleがそうなるのは、数十年先だ」とJobs氏は述べた。
ディスカッションの終わりでGates氏は、SFや仮想世界などの事柄は、テレポーターを除いて、ほとんどが現実のものとなるだろうと予測した。「Steveがこっそり持っていない限り」とGatesは言った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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