インターネットリサーチのインフォプラントは5月8日、定例リサーチとして実施した「外出時の持ち物(携帯電話・現金を除く)」に関する調査結果を発表した。それによると、全体の40.3%が携帯電話を持ち歩いていないと「とても不安」と回答している。
今回の調査における設問は2つ。1つめは「携帯電話と現金を除き、普段、外出時にどのような物を持ち歩いているか」という質問だが、これに対して男性では、「会員証」と回答した人が70.2%と最も多く、次いで「クレジットカード(62.3%)」、「腕時計(48.0%)」、「定期券・回数券・プリペイド式乗車カード(39.9%)」、「クーポン券(31.1%)」、「ガム・タブレット・あめ(30.8%)」という結果となった。
年代別にみると、「手帳」「クレジットカード」「腕時計」は40歳代以上、「ポータブルオーディオプレーヤー」「ガム・タブレット・あめ」「制汗・デオドラント商品」は19歳以下、「クーポン券」は20歳代、「リップクリーム」は20歳代以下が多い。
女性では「リップクリーム」が68.3%と最も多く、次いで「会員証(68.1%)」、「口紅・グロス(64.5%)」、「クレジットカード(59.7%)」、「ガム・タブレット・あめ(54.7%)」、「クーポン券(51.5%)」の順となった。
年代別にみると、「手帳」は19歳以下と40歳代以上、「会員証」は30〜40歳代、「ペットボトル飲料」は19歳以下と50歳以上、「マスカラ」と「リップクリーム」は20歳代以下、「ファンデーション」は20〜40歳代で多い。また、「マスカラ」や「ポータブルオーディオプレーヤー」は、年代が低い層ほど多い結果となった。
今回用意した27項目の中で外出時に持ち歩いている物の数をみると、男性は2〜5個が半数以上を占め、平均4.5個であった。一方、女性は7〜9個が多く、平均では7.9個と、男性に比べて1.8倍の数字となった。
設問の2つめは「携帯電話の持ち歩きについて」だが、「持ち歩かないと、とても不安」が40.3%、「持ち歩かないと、やや不安」が40.6%、「持ち歩かないでも、あまり不安ではない」が14.0%、「持ち歩かないでも、まったく不安ではない」が2.8%、「どちらともいえない」が2.3%という結果となった。
「持ち歩かないと、とても不安」と「持ち歩かないと、やや不安」を合わせた合計は80.9%であり、男女別にみると男性が75.2%、女性が84.0%と、不安を感じるのは男性に比べて女性の方が多い。
調査は4月10日〜4月17日の1週間、全国のiモードユーザーを対象として、iモードサイト「*とくするメニュー」上で実施。有効回答人数は7038人 (男性35.3%、女性64.7%)となっている。
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