伊藤忠商事と早稲田大学は3月6日、ウェブ技術分野の学生起業家支援/育成プロジェクトについて実施契約を締結した。4月よりプロジェクトを開始し、1年後には事業化を検討する。
伊藤忠の技術者グループ「伊藤忠ウェブテクノロジーラボ(Tラボ)」が、早大の理工学術院に在籍する起業家志望の学生とネットワークを構築。事業の実現可能性検証(FS)に必要な資金調達や、事業開発ノウハウにもとづく助言を行う。
FS終了後、成果に応じて学生と共同で事業化を検討する。また優秀な成果を残した学生には、米国シリコンバレー視察への招聘を予定する。
伊藤忠では同プロジェクトを将来の技術ベンチャー投資の布石とする。早大ではウェブ技術分野の実践教育を推進し、1月に伊藤忠と提携したウタゴエのような早大発ベンチャーの輩出を促す。
2007年4月より学内で公募を開始。同月末までに審査を完了し、支援対象案件を決定。5月にもFSを開始し、10月には中間成果報告をまとめる。2008年3月には最終成果報告をまとめ、同年4月より事業化の検討に入る計画だ。
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