調査会社のiSuppliによると、世界の携帯電話市場はシェア首位のNokiaが独走しているという。
フィンランドに本拠地を置くNokiaは2006年に3億4800万台を出荷し、2位のMotorolaを大きく引き離した。Motorolaは同年2億1740万台を出荷し、前年から48.6%増となった。
だが2006年、躍進を遂げたのはSony Ericssonだ。
Sony Ericssonの第4四半期の成長率(台数ベース)は前年同期比61.5%増となり、iSuppliによると、主要端末メーカーが過去に記録した成長率のうち最高の数字を記録したという。同社の今期の出荷台数は、2006年第4四半期の1610万台から2600万台に増加し、シェアは4位に上昇した。
この結果、Sony EricssonはLG Electronicsから4位の座を奪い、3位のSamsungとの差も詰めた。これまで4位だったLGのシェアは5位に転落した。
同期、3位のSamsungとSony Ericssonとの差は、台数にしてわずか590万台となった。LGの出荷台数は1700万台で、Sony Ericssonより900万台少なかった。
LGは2006年、6440万台を出荷、成長率は17.4%増にとどまった。だが同社はファッション携帯電話の「Chocolate」と「Shine」の人気を基に、再び第4位に返り咲くことを狙っているとiSuppliは分析している。
Samsungは2006年、14.6%増で伸び、出荷台数は1億1790万台となった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力