Advanced Micro Devices(AMD)は第4四半期の業績の見通しを発表し、PCプロセッサ価格の低下により、年末のショッピングシーズンを含む同期の売上高と利益が事前の予想を下回ると警告している。
米国時間1月11日に発表した声明で同社は、第4四半期の営業利益は黒字になる見込みだが、利益は前四半期を「大幅に下回る」としている。
AMDによると、グラフィックチップメーカーATI Technologies買収に関わる項目を除いた第4四半期の売上高は、第3四半期の13億3000万ドルから約3%増加する見込みという。これは、同社が「季節的要因が追い風になる」と予測した第4四半期の当初の予測を下回るものとなる。
Thomson Financialが集計したアナリストらの予測では、AMDの売り上げが18億5000万ドルで、1株あたり利益が22セントとなっていた。
AMDは、粗利益と営業利益は「マイクロプロセッサの平均販売価格が大幅に低下」した影響を受け、「販売数の大幅な増加」を相殺したと説明している。
AMDの代表者は、正式な決算を発表する1月23日に詳細を述べるとして、これ以上のコメントを控えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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