Hewlett-Packard(HP)が携帯デバイス向けの管理ソフトウェアを開発するBitfoneを買収する計画であることを、HPとBitfoneの両社が米国時間12月20日に発表した。買収金額は公表されていない。
Bitfoneが開発しているソフトウェアは、企業役員や営業担当者、あるいは流行に敏感なオフィスワーカーたちがPCとは別に使用し始め、爆発的に数が増えている「BlackBerry」「Treo」およびHPの「iPaq」などの携帯端末を管理するために利用されている。Bitfoneのソフトウェアを使えば、個々のデバイスにファームウェアアップデートを送信することができ、携帯端末ユーザー各自に新たなソフトウェアアップデートをインストールさせる手間が省けるという。
Mark Hurd氏が最高経営責任者(CEO)に就任した2005年以来、HPはPeregrine SystemsやMercury Interactiveを取得するなどして、ソフトウェアポートフォリオの拡充を優先的に進めてきた。Bitfoneは、カリフォルニア州オレンジ群南部のラグナニゲールに拠点を置く株式非公開企業。
買収は、2007年2月に完了する見込みだ。HPによれば、買収が済み次第、Bitfoneは同社の携帯端末部門に組み入れられるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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