Sony Ericssonが、Symbian子会社のUIQ Technologyを買収する。UIQ Technologyはハイエンドスマートフォン用にユーザーインターフェースを開発している。
米国時間11月7日に発表されたこの買収は原則的に合意に達しており、数カ月以内に完了する見通し。
Sony Ericssonの最高技術責任者(CTO)、Mats Lindoff氏は、「UIQには技術的に優れた柔軟性があり、プッシュ型電子メール、インターネットブラウジング、エンドユーザーパーソナライゼーション、強力な音楽アプリケーションなど、魅力的な機能の提供が可能になる」と語っている。
同氏は、「買収によりUIQへの投資を進め、電話機メーカー、携帯電話事業者、開発者、そして消費者がSymbian(OS)のポテンシャルをフル活用できるようにする」と語っている。
Symbianの最高経営責任者(CEO)、Nigel Clifford氏は、今回の買収によって「UIQやSymbian OSをベースにした電話機の機能とサービスが強化され、われわれも、核となるマスマーケット用Symbian OSの製品開発に集中できるようになる」と語っている。
Sony Ericssonは既に、同OSの重要なライセンシーとして群を抜いており、UIQバージョン3.0が最近の「P990」、「M600」、および「W950」の各電話機に採用されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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