IBMは米国時間10月23日、オンライン小売り大手のAmazon.comに多数の特許を意図的に侵害されたとして、2件の著作権侵害訴訟を起こした。
今回の知的所有権問題には、広告やハイパーリンクの技術から電子カタログまで、幅広い種類の特許が関係している。IBMが受けた被害の総額といった金銭的な情報は、明らかにされていない。
IBMの広報担当官Edward Barbini氏は、「非常に質の高い特許が侵害された。ここで特許所有権の行使を怠れば、公正かつ合法的にライセンスを使用している人々の信用を損なうことになる」と述べた。
IBMが訴状を提出したテキサス州東部地区裁判所は、多くの特許訴訟を扱っていることで知られている。Vonageに対して起こされた複数の訴訟の舞台となったのも同裁判所であり、先月にはNortel NetworksとCienaの和解もお膳立てした。
IBMが発表した声明によると、同社は2002年9月から、Amazonとの特許問題を解決しようと試みてきたという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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