バッキンガム宮殿では、イギリス王室全体をカバーする、女王Elizabeth 2世のコンピュータシステムの管理を行う技術責任者を求めている。
技術責任者の年俸は、7万ポンドから8万ポンド(およそ13万2000ドルから15万1000ドル)だ。このITおよび電気通信の責任者は、英国各地にいる900人以上のユーザーの管理と、情報通信技術(ICT)に関する幅広い取り組みを担当する。
バッキンガム宮殿の関係者は、Silicon.comの取材に対し次のように述べている。「効率的な情報通信戦略は、王室の仕事の下支えとなる。この職務の中心は、ICTの統合と強化のための改変プログラムを開発し、実行することにある」
技術責任者の求人広告は、「取締役あるいは同等レベル」のポジションに就いたことがあり、ネットワークシステムのデスクトップ、携帯やネットワーク電話、ウェブベースのコミュニケーションを駆使する「洗練されたユーザーサポートや開発職」を経験した公共および民間部門からの応募者を求めている。
この技術責任者のポジションへの応募は、現地時間10月16日に締め切られた。
伝えられるところによると、Elizabeth女王はハイテクに詳しく、次男のAndrew王子からプレゼントされたシルバーの「iPod mini」と、ノートパソコンをすでに所有しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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