大日本印刷(DNP)とカラージップジャパンは9月19日、カラージップジャパンが提供する「カラーコード」を使用した印刷物の市場開拓およびカラーコードのデザインバリエーションの開発で提携すると発表した。
カラーコードは、カラージップジャパンが提供する5×5マスに赤・青・緑・黒の4色を配列して情報をコード化した2次元コード。携帯電話のカメラなどで撮影することで、コード化された情報を読み取ることができる。文字や図柄などを4色で表現したデザインが可能で、また、印刷媒体だけでなく、屋外広告やテレビ画面などに表示することもできる。
今回の提携によりDNPは、包装容器や出版印刷物、商業印刷物などの分野で、広告ページや商品パッケージ、ノベルティなどにカラーコードを印刷し、携帯サイトとの連携による販促のソリューションを開発、提供する。
食料品のパッケージに印刷された、その商品に関係する絵柄をデザインしたカラーコードを読み込むことで、レシピなどの情報にアクセスできるシステムや、カラーコードの絵柄を分割して、一方を商品に、一方を小売店の折込みチラシにそれぞれ印刷し、カラーコードを完成させた人だけが懸賞に応募できるといったシステムなどを開発するという。
また、4色以外の中間色を使用したカラーコードなどのデザイン開発にも共同で取り組むとしている。
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