Microsoft会長 兼 チーフソフトウェアアーキテクトのBill Gates氏が6月15日(米国時間)、2008年6月にMicrosoftにおけるフルタイムの仕事から身を引く意向を明らかにした。また、ただちに、最高技術責任者(CTO)のRay Ozzie氏にチーフソフトウェアアーキテクトの座を譲ることも明らかにした。突然にも思える今回の発表だが、Gates氏はかなり前から自身の後継者を決めていた。
Ozzie氏はLotus Notesの生みの親として知られる人物で、同氏が設立したGrooveをMicrosoftが2005年に買収したことで、Microsoftに入社した。この買収の時点で、すでにOzzie氏を後継者と見定めていたようだ。過去のGates氏とOzzie氏の発言や行動から、このことが浮き彫りになってくる。
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