ディスプレイメーカーのイーヤマが民事再生法を申請

永井美智子(編集部)2005年11月07日 20時14分

 ディスプレイメーカーのイーヤマは11月7日、民事再生法の適用を東京地方裁判所に申請した。負債総額は178億7800万円。

 1953年創業のイーヤマは低価格のPC用ディスプレイメーカーとして知られる。「iiyama」ブランドのディスプレイを国内外で販売していたほか、2000年からはパソコンの生産も手がけていた。また、2003年には液晶テレビやディスプレイ、PCの新ブランド「e-yama」も展開していた。

 しかし、近年はパソコン周辺機器の低価格化が進み、売上、利益ともに減少していた。帝国データバンクによると2001年3月期の業績は売上高が約614億1600万円だったが、2005年3月期には約119億5300万円にまで落ち込んでいたという。

 現在は、パソコンの製造・販売を手がけるMCJとの間で、スポンサーとしての支援条件等の協議に入ったとみられている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]