証券取引等監視委員会は3月13日、約53億円の粉飾決算に伴う証券取引法違反の容疑で、前社長の堀江貴文容疑者ら5人と法人としてのライブドアを東京地方検察庁に告発した。
堀江容疑者ら5名は、共謀の上、ライブドアの業務に関して、2003年10月1日から2004年9月30日までの連結決算において、2004年12月27日、関東財務局長に対して同年度に連結経常損失が3億1278万円発生したにもかかわらず、売り上げ計上が認められないライブドア株式の売却益37億6699万円を売上高に含め、ロイヤル信販およびキューズ・ネットに対する架空売り上げ15億8000万円を計上するなどして、連結経常利益を50億3421万円として記載した内容虚偽の有価証券報告書を提出したとされている。
これを受けて、東京証券取引所はマザーズ市場に上場しているライブドア株と、ライブドアマーケティング株を4月14日に上場廃止にすることを決めた。3月14日から4月13日まで整理ポストで売買される。
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