ソニー、3月で顧問制度を廃止、45名の現顧問も全員退任へ

 ソニー(中鉢良治社長)は2月22日、3月末で顧問制度を廃止すると発表した。 現在在任中の顧問45名も3月31日に全員退任する。現役員も定年後は顧問に就任 せず退任することになった。

 同社ではこれまで定年で退任した役員に顧問を委嘱してきたが、業績回復に 向けた施策の一環として人員の削減を目的に廃止に踏み切ったもの。昨年9月 に発表した経営方針に基づいたマネジメント体制のスリム化で、中期経営目標 の達成を目指す。なお、現最高顧問の出井伸之氏について同社広報では「07年 5月の日本経団連副会長任期満了まで最高顧問にとどまり、その後退任する予 定」としている。

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