東京地方検察庁は2月13日、ライブドアとライブドアマーケティング、および同社の経営陣であった堀江貴文容疑者ら4名を証券取引法違反の容疑で起訴した。
堀江容疑者のほか、ライブドアの元取締役で投資や財務などを担当していた宮内亮容疑者、同じくライブドアの元取締役でライブドアマーケティング元社長の岡本文人容疑者、ライブドアファイナンス元社長の中村長也容疑者も起訴された。4名は1月23日に東京地検特捜部に逮捕されていた。
今回の起訴についてライブドアでは、「このような自体を厳粛に受け止め、今後も事実関係の解明と社内に設置したコンプライアンス強化委員会により、内部管理体制の一層の充実・強化を図り、全力で再発防止に取り組む」とコメントしている。また、ライブドアマーケティングも、「経営諮問委員会から監督・指導を受けながら経営管理体制の強化及び再発防止に努め、また、引き続き調査に全面的に協力することで事実の解明に努めていく」としている。
また、ライブドアの子会社であるターボリナックスは、「当社は2005年9月15日に大阪証券取引所ヘラクレスに上場し、ライブドアとは独立した会社としてのコーポレートガバナンス体制を確立しており、同件による直接的な影響はないと認識している」とのコメントを発表した。ターボリナックスは堀江容疑者の逮捕後、本社をライブドアが入っている六本木ヒルズから移すことを決定するなど、いわゆる「ライブドア離れ」を明言していた。
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