Financial Timesが米国時間23日、Googleの創業者2名を「Men of the Year」に選出した。
Financial Timesは、Sergey Brin(32歳)とLarry Page(32歳)を選出した理由として、創業7年のGoogleがここ12カ月の間に、インターネットユーザーへ多大な影響を与えてきたことを挙げている。
また同紙では、「株価が右肩上がり」であることで、Googleに対する評価が損なわれることはなかったと述べる。Googleの時価総額は1300億ドル近くに達しており、その規模はIBMに比肩するほどになっている。時価総額がGoogleを上回る技術業界のライバル企業といえば、IntelやMicrosoftと数少ない。
BrinはFinancial Timesの取材に対し、自社の検索エンジンが「マイクロバイオロジーなどの分野における難問」を解決するうえで役立って欲しいと述べた。
「われわれは自分たちの活動を限定するつもりもないし、20年後に向けたビジョンのようなものも持っていない。もっとも、われわれは新しい取り組みに対して消極的ではない」(Brin)
2005年の活躍が認められたIT業界の著名人は、Sergey BrinやLarry Pageだけではない。先々週、Microsoftの会長Bill Gatesと、同氏の妻Melindaは、HIV/AIDSの流行や貧困に関連したアフリカでの慈善事業が認められ、Time誌の「Persons of the Year」に選出されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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