ISPのSo-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)の公募・売り出し価格が34万円に決まった。これにより、ソニーは2006年3月期の連結業績において、112億円の純利益を計上する。
SCNは12月20日に東京証券取引所マザーズへの上場を予定している。ソニーと子会社のソニーファイナンスインターナショナル(SFI)が合計で7万株を売り出すとともに、SCNが2万株を新規に発行する。今回の売り出しにより、ソニーとSFIの保有比率は発行済株式総数の64.8%となる。
SCNはこれまで、「ソニー子会社連動株式」のかたちで東証1部市場に上場していた。しかし子会社連動株式という仕組みが多くの投資家に理解されず、株価も商いも長期に低迷していた。ソニー子会社連動株式は11月25日で上場廃止となっており、既存の子会社連動株式は、12月1日をもってソニーの普通株式に割り当てられている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス