PCの受注生産や販売を行うMCJは9月8日、IT関連出版の秀和システムを株式交換と株式取得により完全子会社化すると発表した。
子会社化することで、秀和システムはMCJグループにおけるメディア戦略の中核としての役割を担うと共に、事業の相乗効果を狙う。MCJの業績への影響に関しては、メディア戦略部門の拡大によりPCやPC周辺機器事業の発展に貢献し、今後の連結業績において売り上げ、利益ともに向上が見込まれるが、その額については精査中としている。
子会社となる秀和システムの2004年7月期決算は、売上高が21億6819万円(前期比8.0%減)、営業利益が2億4757万円(同29.2%減)、純利益が1億5215万円(同20.5%)と減益減収。一方で、MCJの2005年3月期決算は、売上高が107億5927万円(前期比30.4%増)、営業利益が6億8634万円(同42.3%増)、純利益が3億3263万円(同27.4%増)と2桁の増収増益となっている。
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