引き続き拡大路線を模索するセキュリティ専門企業Symantecは、Sygate Technologiesの買収に合意した。
カリフォルニア州フレモントに拠点を置くSygateは、企業がサーバやPC、携帯デバイスのセキュリティ要件を満たして、諸規制に準拠するのを支援するソフトウェアを販売している。同社のソフトウェアは、どのデバイスをどのネットワークリソースにアクセスさせるか、管理する機能も持つ。なおSygateの関係者によれば、同社は200名の従業員を抱えているという。
契約の詳細は明らかにされていないが、Symantecの関係者は米国時間16日、買収額をSygateに対し現金で支払ったと話した。買収は、規制当局からの認可が下りたのちに完了する見込み。
カリフォルニア州クパチーノに本拠を構えるSymantecにとって、Sygateの取得は一連の買収行為の最新のものとなる。同社は7月に、バックアップおよび管理ソフトウェア販売企業Veritas Softwareの買収を完了させている。
エンタープライズ向けソフトウェア市場では、企業の吸収合併が続いており、Symantecも規模を拡大させている。SymantecはVeritasの取得に105億ドルを費やしたほか、その前年には、TurnTide、Brightmail、On Technology、SafeWebといった企業の買収に5億ドル近くを費やしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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