住商情報システムは3月31日、ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン(VAリナックス)の株式を57.1%所有する筆頭株主になったと発表した。住商情報システムが、住友商事の保有する全てのVAリナックス株式を譲り受けて子会社化した。
VAリナックスは、Linuxカーネルを中心としたオープンソースを基盤に、技術コンサルティングサービスとソフトウェアソリューションを提供する企業。2000年9月に設立。資本金は1億9400万円。住商情報システム以外の主要株主は、NTTコムウェア、NTTデータ。
今後、VAリナックスは、NTTコムウェアやNTTデータなどとの協力関係を維持、発展させ、引き続きオープンソース分野での顧客ニーズに幅広く応えていくという。住商情報システムは、「当社の経験、ノウハウとVAリナックスの技術力を融合、補完することで、成長が見込まれるオープンソース分野において高品質かつ総合的な技術基盤を確立したい」としている。
住商情報システムでは、オープンソースを活用して構築、運用する案件の目標受注金額を、2005年度20億円、2007年度100億円とする。
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