デジタルガレージは8月27日、2004年6月期の連結決算内容を発表した。売上高は62億1700万円(対前年比76.6%増)、有価証券および関係会社株式売却益を計上し、当期純利益は3億8000万円を確保した。
ITソリューション関連の売上高は、ソフトのライセンス販売の13億9800万円を含め22億5500万円(対前年比29.9%増)。一方のマーケティングソリューション関連が21億7400万円(対前年比123.1%増)と好調に推移した結果、ソリューション事業は合計で44億3000万円(対前年比63.3%増)となった。
また、プラットフォーム事業関連では、価格比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムがマザーズ上場するなど堅調に推移し、17億8600万円(対前年比121.1%増)だった。
売上高では伸びを見せているが、投資有価証券の売却益4億5500万円を営業外収益として計上しても2億1000万円(対前年比3.8%増)の経常損失となったため、関係会社株式売却益10億2700万円を特別利益として計上、当期純利益3億8000万円を確保した。
同社は、インターネット関連業界の歴史の浅さ、それに伴う変動の大きさなどから、過年度の経営成績から将来情報を予測することは困難だとし、昨年に引き続いて2005年6月期の業績予測は公表しないとしている。
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