VPNソフト「SoftEther」の開発者が株式会社を設立

 VPNソフトウェア「SoftEther」を開発した登大遊氏は4月1日、新会社「ソフトイーサ株式会社」を設立すると発表した。資本金は100万円で、初年度の売上目標を1200万円以上とし、3年以内に1億円以上の売り上げを目指すとしている。

 SoftEtherは、IPA未踏ソフトウェア創造事業未踏ユース部門の支援で生まれたVPNソフト。専用機材などを準備する必要なく誰でも簡単にVPNを構築できるソフトとして注目を集めている。

 新会社では、SoftEtherの開発活動を継続して行うとともに、SoftEtherに関するネットワーク通信関連分野のソフト開発、書籍出版、サポートなどを提供する。SoftEtherは今後も無償でダウンロード配布される予定だ。また、商用版として三菱マテリアルと提携して開発している「SoftEther CA」に関しても、新会社が開発を継続することになる。

 同社によると、ソフトイーサはSoftEther以外の分野のソフト開発やサービス提供も積極的に行っていく予定で、「新しい流れを作ることができるような画期的なソフトウェアやネットワークサービスを開発することを目標とする」とコメントしている。

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