ミラクル・リナックスは1月29日、2004会計年度上半期(2003年6月〜11月期)の決算を発表した。売上高は前年同期に比べ86%増となり、2003会計年度下半期から通算12カ月間の月間黒字を達成できた。
上半期におけるMIRACLE LINUX Standard Edition V2.1の出荷本数は前年同期に比べ51%増え、「業界平均を上回る伸び率を記録した」(同社)。特に、製造/流通などの顧客に加え、金融/地方自治体などの分野で需要が拡大しているという。またプロフェッショナルサービス(サポートコンサルティング)事業の売上高は、前年同期比92%増だった。
同社は2003年6月に、2006会計年度までの3カ年経営計画をまとめた中期経営計画であるMiracle Linux Innovation toward 2006を策定した。それによると、2006会計年度(2005年6月〜2006年5月)までの売上高の年平均成長率を50%と定め、2006会計年度通期の営業利益率15%を目標としている。
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