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Kazaaからのダウンロードは「試聴」に相当せず--米控裁、PtoP利用者に有罪判決

2005/12/13 21:25
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 ファイル交換ネットワークKazaaから楽曲を無料でダウンロードしたシカゴ在住の女性に対し、連邦控訴裁判所は、被告の行為は著作権法違反に当たるとして、レコード会社に総額2万2500ドルを支払うよう命じた。

 ファイル交換者が著作権法違反に問われた米国初の裁判と見られる同訴訟で、Cecilia Gonzalez被告は、自分はどのCDを購入するかを決めるためにダウンロードした音楽を「試聴」したに過ぎず、この行為は著作権法の「公正使用」に関する例外規定で保護されていると主張した。だが、第7巡回区連邦控訴裁判所の判事は9日、同被告の主張を退けた。

 同控訴裁判事は判決の中で、(買いたい曲を決めるために)著作権で保護された楽曲を30曲だけ(あるいは、1300曲だけ)入手したとするGonzalezの主張は、CDを盗んだ窃盗犯が、家で試聴して気に入ったものを後から購入するつもりで30枚だけ万引きしたと主張するのに等しい、と述べた。

 2005年6月には米最高裁は、Groksterなどのファイル交換サービス企業に対し、著作権侵害を技術的に可能にしたことに関して責任を負うべきだとの見解を示した。第7巡回区控訴裁判事は判決の中で、(6月の)最高裁判決により、「音楽ファイルをPtoPネットワーク上に置いたり、ネットワークからダウンロードしたりしている人々は(著作権法の)第一義的な侵害者である」という明確な判例が確立された、と述べた。

 全米レコード協会(RIAA)は今回の判決が下される以前に、Gonzalezに対し、同被告がRIAAに3000〜4000ドルを支払うという内容の和解案を提示したが、Gonzalezはそれを拒否した。Gonzalezはこれまでに、少なくとも1370曲の著作権で保護された楽曲を違法にダウンロードし、逮捕されるまで自分のコンピュータに保存していた。同被告は、その大半は自ら購入したCDから取り込んだものだと主張した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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