MicrosoftとNokiaが、「Windows Phone 7」を搭載するNokia製スマートフォンの市場投入に向けて、共同で取り組んでいると報じられている。
モスクワを拠点とするMobile-Review.comの編集長であるEldar Murtazin氏がこの情報を報じた。こうしたうわさはこの3カ月間で2度目となる。同氏は2010年に、
この3カ月の間にこのようなうわさが流れたのは今回で2回目だ。今回の記事を報じたのは、モスクワを拠点とするMobile-Review.comの編集長Eldar Murtazin氏である。同氏は2010年に入って、Nokiaの「Nokia N8」のレビュー記事を同製品が発表されるかなり前に発表して話題になった人物である。Nokiaはこの記事の直後に、プロトタイプ端末を取り戻すため、ロシアの警察当局に出向いたと報じられた。
ブログのUnwired Viewが米国時間12月20日午前に取り上げたMurtazin氏の投稿には、Nokiaの新しい経営陣(元Microsoftビジネス部門担当プレジデントのStephen Elop氏が最高経営責任者(CEO)を務めている)が、両社の技術を組み合わせたNokia製端末の開発(具体的には、Microsoftが最近リリースしたWindows Phone OSをNokiaのハードウェアで稼働させること)について、Microsoftに話し合いを持ちかけたと、一部詳細に記されている。
Murtazin氏は、この動き(大まかにしか翻訳されていない)について、特にNokiaは必死の思いであると述べている。同氏はNokiaを、どうしてよいかわからないパイロットらを乗せた落下する飛行機に例えている。
MicrosoftとNokiaが携帯電話の共同開発について話し合っているといううわさが持ち上がったのは今回が初めてではない。2010年9月にはVentureBeatが、複数の情報筋の話として、NokiaがWindows Phone 7を同社携帯電話の「追加のプラットフォーム」として利用することを計画していると報じた。Nokiaはその翌日に、この報道を否定した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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