ソフトバンクモバイルは11月4日、2010年冬〜2011年春モデルとして、携帯電話やフォトフレームなどを含む、新製品20機種を発表した。すでに発表済みの「HTC Desire HD」と「PANTONE 3(001SH)」、ディズニーモバイルの「DM007SH」と「DM008SH」を合わせ、24機種のラインアップとなる。
ソフトバンクモバイル代表取締役の孫正義氏は、「いよいよスマートフォン全盛の時代がやってくる。ソフトバンクが活躍する時代が来た」と挨拶した。11月に発売予定のHTC Desire HDに続き、新たにAndroid端末5機種を3月にかけて投入する。いずれも最新のOSとなるAndroid 2.2を搭載しているのが特長だ。
「スマートフォン市場は現在、iPhoneが8割のシェアを握っているが、2割のところをそれなりに各社で争っている。iPhone以外のところでもこだわり抜いた端末を発表したい。一番のこだわりは、すべてにAndroid 2.2を搭載したこと。技術にこだわるソフトバンクだからこそで、Android 2.1と2.2では雲泥の差がある」と語った。
12月にも裸眼3D対応の「003SH(GALAPAGOS)」(シャープ製)と5インチの大画面液晶を搭載した「001DL(DELL Streak)」(デル製)、日英中の3カ国に対応し、110gとAndroidフォンのラインアップとして最軽量となる「003Z(Libero)」(ZTE製)を発売する。
さらには2月をめどに、横スライドのフルキーボード(QWERTYキー)を搭載した「005SH(GALAPAGOS)」(シャープ製)、3月をめどにソフトバンクとして最薄となる厚さ11.2mmの「004HW」(Huawei)を投入する見通し。
通常の3G端末としては、1410万画素のCCDカメラとハイビジョン動画に対応した防水防塵の「002SH(AQUOS SHOT)」(シャープ製)、輝くキーイルミネーションを特長とする「001N」(NEC製)、厚さ11.7mmのスリム防水端末「001SC」(サムスン電子製)を11月をめどに投入する。
1月をめどにラウンドフォルムを特長とし、ハイビジョン動画撮影ができる「004SH」(シャープ製)、2月にはパナソニックのデジタルカメラとして知られる「LUMIX」の名を冠した「001P(LUMIX Phone)」、15色のカラーがそろう「002P(COLOR LIFE 2)」、002Pをベースに、ビジネス向けにワンセグ機能を抜いた「002P for Biz」(パナソニック製)を予定している。さらには3月をめどに、004SHをベースに、人気ブランド「Paul&Joe」とコラボレーションした「004SH PJ」を発売予定だ。
加えて、同日発表された下り最大42Mbpsの高速通信に対応した「ULTRA SPEED」対応の端末「SoftBank 004Z」(HTC製)を法人向けに発売する。サービスに合わせ、2011年2月下旬以降に発売予定だ。3月下旬以降に発売予定の個人向けモバイルWi-Fiルータ「SoftBank 007Z」(ZTE製)やデータ通信専用端末「SoftBank 005HW」(Huawei製)も発売を予定している。このほかに、デジタルフォトフレーム「PhotoVision」の後継モデルとなる「003HW」、通話もできるみまもりケータイ「005Z」(ZTE製)、「DM009SH」を発売予定だ。詳細は追ってお伝えする。
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