モバイルソフトウェアの最先端にいることを好む「Android」ユーザーは、Mozillaの最新の携帯電話向け「Firefox」を是が非でも試してみたいと思うことだろう。
Mozillaは米国時間4月27日遅く、Android向けFirefoxのプレアルファ版をリリースした。ベータ版が対象となるテスター向けに最低限の安定性を確保した、テストおよびフィードバック目的のものであるとするならば、アルファ版はそれよりもはるかに不安定である。それを考えれば、プレアルファ版がどのようなものかは、皆さんも想像がつくだろう。われわれのように、Android搭載スマートフォンがクラッシュして、再起動を余儀なくされても我慢できる人だけがプレアルファ版のダウンロードを検討すべきである。
Mozillaはそうした警告と共に、多くの注意事項や考慮すべき点を提示している。MozillaがAndroid向けFirefoxプレアルファ版のテストを行っているデバイスはMotorolaの「Droid」と「Nexus One」のみで、われわれはそれらのスマートフォンをたまたま所有していた。Mozillaのブログ記事によれば、プレアルファ版はバージョン2.0未満のOSを搭載しているAndroidデバイスでは動作せず、OpenGL ES 2.0に対応している携帯電話が必要な「可能性が高い」という。
ユーザーはSDカードではなく、携帯電話のメモリにプレアルファ版をインストールする必要がある。このAndroid向けFirefoxの初期ビルドはメモリを大量に消費するほか、大がかりなページを満足に処理できない可能性もある。ユーザーはほかのアプリケーションからリンクを開けない。また、同ブラウザの試用に際しては、ほかにもユーザーが柔軟に対処しなければならないインストール上の注意点が多々ある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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