携帯電話販促システム開発のピーカチ、JAICやNVCCを割当とした第三者割当増資を実施

岩本有平(編集部)2010年03月17日 13時08分

 ピーカチは3月15日、日本アジア投資が組成するJAIC-Atop投資事業有限責任組合および日本ベンチャーキャピタルが組成するNVCC6号投資事業有限責任組合を割当先とした総額1億円の第三者割当増資を実施したと発表した。

 ピーカチは2006年の設立。携帯電話を利用した販売促進システム「P+KACHIシステム」を運営。飲食店を中心に1000店舗への導入実績を持ち、利用ユーザーは130万人に上る。

 また、P+KACHIシステムと連携し、リアル店舗の会員証を携帯電話で一元管理できる「ピーカチSNS」を開発。そのほか店舗がユーザー向けに配信する販促メール「リアルメール」や導入店舗向けに配布するカード型広告「アドカード」なども提供している。

 同社では今回の増資をもとに、成功報酬型の新規顧客送客サービス「ピーカチクーポン」や新ポータルサイト「ピーカチ」を開発するとしている。

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