Appleは先週末、Chillifreshに対し、「Wobble iBoobs」アプリケーションは「露骨な性的」性質を持っているため、「App Store」から削除すると通知した。それ以来、Appleは性的志向のアプリケーションを大幅に削除しようとしているようだ。
Chillifreshが米国時間2月20日の投稿で述べたところによると、Appleとの話し合いによって、5000件以上のアプリケーションがApp Storeの新しいコンテンツポリシーの影響を受けたことが明らかになったという。Chillifreshによれば、Appleは多くの顧客からの苦情を受けて、今回の変更を実施したと述べたという。
「顧客から不快なコンテンツに関する苦情を受けたとき、われわれは必ずそれを精査している」とAppleのTrudy Muller氏はその後、米CNETに語った。「そうしたアプリケーションに不適切なコンテンツが含まれていることが判明すれば、われわれは問題のアプリケーションを削除し、Appleによる配信のため開発者に必要な変更を施すよう要請する」(Muller氏)
「iPhone」アプリケーション追跡ウェブサイトであるAppShopperのデータも、Muller氏の主張を裏付けている。AppShopperの姉妹サイトMacRumorsが21日に報じたところによると、これまで1日あたりのアプリケーション削除件数は100件程度だったが、19日にはそれが4000件近くにまで急増したという。
Chillifreshのウェブサイトによると、Apple関係者は、App Storeの新しいポリシーの下では、Appleは性的コンテンツであることをそれとなく示す、または次のものを含むアプリケーションを許可しないと述べたという。
興味深いことに、Playboyのアプリケーションなど、一部の性的コンテンツを含むアプリケーションは少なくとも今のところ、今回の一斉削除を免れているようだ。App Storeで「girls」を検索すると、Appleが説明したとChillifreshが主張する新規則に抵触しているような、ビキニ姿の女性などを含むさまざまなアプリケーションが表示される。
もちろん、Appleがここ数日間の削除作業を今後も継続すれば、それらのアプリケーションも近いうちに姿を消す可能性はある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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