ドコモ、スマートフォン向け課金代行サービス開始へ--「ドコモマーケット」公開

永井美智子(編集部)2010年01月21日 18時18分

 NTTドコモはスマートフォン向けに対応アプリやコンテンツを紹介するポータルサイト「ドコモマーケット」を4月に開設する。当初はアプリの紹介が中心だが、年内には課金を代行し、毎月の通信料金と一緒に請求する。

 ドコモマーケットはAndroid端末向けのサイトで、4月発売予定のXperiaとすでに販売されているdocomo PRO series HT-03Aが対象。NTTドコモがおすすめするアプリや、Android Marketで配信されている日本語対応アプリなどを紹介する。将来的にはWindows Mobile端末にも対応する計画だ。

 「現在のAndroid Marketでは日本語のものと英語のものが混ざって表示されており、アプリが探しにくい状況だ。これでは利用しにくいため、人気アプリやおすすめのものを日本語で紹介する。オープンアプリの総合百貨店にしていきたい」(NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏)

 ドコモマーケットに掲載するアプリは無料、有料を問わない。当初はAndroid Marketで人気のあるものなどをNTTドコモが選んで許可を得た上で紹介し、ユーザーがアプリをAndroid Marketで購入できるようにリンクを貼る。コンテンツプロバイダの中には、ドコモマーケットの開始に合わせてAndroidアプリを開発しているところもある。

 なお、課金代行の具体的な方法や手数料の割合などは、「現在検討中」(NTTドコモ)と述べるにとどめている。

  • ドコモマーケットのトップページ。「おすすめ」「カフェ」「メニュー」「サポート」の4項目がある

  • 「おすすめ」はNTTドコモが選んだおすすめアプリなどを紹介するコーナーだ

  • 「カフェ」ではコンテンツプロバイダーから提供されたニュースなどが読める

  • 「メニュー」ではAndroidアプリをジャンル別に探せる

  • アプリ別の紹介ページ。ここからAndroid Marketに飛んでアプリをダウンロードできる

  • 「サポート」では、料金や製品に関してわからないことがあったときに調べることができる

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