KDDI、沖縄セルラーは10月19日、au携帯電話秋冬モデルの新ラインアップを10月30日より順次発売すると発表した。
国内最高クラス12メガカメラ、高画質映像、世界最薄のスリム&コンパクト、エルダー(シニア)、ジュニア向け携帯電話など計13機種をそろえた。
既に発表した「iida」ブランドの2機種と法人向けモデル「E07K」、WiMAX機能搭載 WINデータ通信端末4機種を加え、合計20機種で展開する。価格は未定だが、2万円台後半〜5万円台後を見込むという。
今回、KDDIは10月30日に7モデルを一挙に同時発売する。KDDI 執行役員役員常務 コンシューマ商品統括本部長の高橋誠氏は、「7モデルの同時発売は、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を控えた時期以来」と話しており、この秋冬商戦にかけるKDDIの意気込みが見える。
10月30日に発売されるのは、カメラ機能を強化したモデルとして、12.2Mカメラを搭載し、20枚/秒の高速連写やダイナミックフォト機能にも対応した「EXILIMケータイ CA003」と8メガカメラを搭載した「EXILIMケータイ CA004」(いずれもカシオ計算機製)。また、12.1メガCCDカメラと3.4インチのタッチパネル対応で簡単に高画質な写真が撮影できる「AQUOS SHOT SH003」(シャープ製)も発売される。
さらに、世界192カ国・地域で使える「グローバルパスポートGSM」に対応したコンパクトデザインの「S002」、春モデルとなった「Cyber-shot ケータイ S001」の新色(いずれもソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)。11.9mmを誇る世界最薄のワンセグスライド「SA001」(京セラ製)と薄さ11mm台の世界最薄の防水ケータイ「T003」(東芝製)。
注目を集めていたハイスペックモデルとしては、Blu-ray Discレコーダーで録画した高画質映像をお風呂でも楽しめる防水ケータイ「BRAVIAR Phone U1」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)、防水ながらも13.9mm(暫定)の薄さを誇り、7色のカラーバリエーションを持つ「SH005」、Wi-Fi機能と12.1メガカメラを搭載したハイスペックモデル「AQUOS SHOT SH006」、および8メガ高感度カメラケータイ「SH004」(いずれもシャープ製)がある。
このほかに、洗練されたデザインで大人向けを意識した「URBANO」シリーズの第2弾モデル「URBANO BARONE」、使いやすいシンプルスタイルの「簡単ケータイ K004」、業界初となる、防犯ブザーに連動したココセコム現場急行サービスに対応した安心ジュニアケータイ「mamorino」もラインアップしている。
今回、スマートフォンのラインアップはない。これについて、「今後動向は重視するが、実際の数字を見ると、スマートフォンを一般コンシューマがどれだけ使いこなせるかは課題。将来的には継続的に検討するが、auのお客様向けには、まずは通常のラインアップを充実させて魅力アップを狙いたい」としている。
なお、各端末の価格(シンプルコース一括払いの場合)と発売時期は以下の通りとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力