ウィルコムは10月17日、シリーズ累計70万部を突破した人気ケータイ小説の映画「天使の恋」の女子高生限定試写会を開催した。
600人以上の女子高生が集まった会場には、発表したばかりの「HONEY BEE 3」を30台近く並べたタッチ&トライコーナーを設置。多くの女子高生が実際に手に取っていた。一般向けには初のお披露目となる。
ウィルコム 執行役員 コンシューマ営業本部長の太田靖士氏はHONEY BEE 3について、「カラーやサイズ感をより目立つようにした。また、要望に応えて新たにインカメラを追加した」という。
初代HONEY BEE、2代目ともにカラフルなカラーバリエーションを特長としている。こだわりのカラーについて、「ハードルが高い3代目の開発だったが、ビビッドなカラーでアピールできるように開発を進めた。色は、塗装ではなく素材自体に色を付け、蛍光感を出すように仕上げたもの。また、表面、裏面、キーの色を組み合わせて512通りのカラーバリエーションから好きな色を選べるようにした。初代、2代目も派手だったが、それを超えるものとして工夫した結果」と、魅力を説明した。
なお、オリジナルカラーは11月30日までの期間限定サービスとなっているが、好評であればその後についても検討していきたいとしている。
HONEY BEEは、女子高生の間で所有率が高いという。横浜から来ていた高校1年生の2人組は、まず「カワイイ」と第一声をあげ、終話ボタンの「ラメっぽいところがいい。ボタンの形も面白いし、欲しいですね」と話す。お気に入りのカラーは、1人は緑、1人はピンクと黒の組み合わせだという。
千葉の高校1年生の2人組は、「HONEY BEE 2を持っているが、HONEY BEE 3が出たら買い換えたい。HONEY BEEを持っている友だちは多い」と話す。2人とも「ピンクが欲しい」と購入に意欲だ。
一番人気のカラーはピンク。このほかでは紫、黄色の人気も高く、デザイン面ではワンポイントとなっている「終話ボタン」が注目を集めていた。タッチ&トライコーナーでは、計512通りのカラーバリエーションからオリジナルカラーをオーダーメイドできる「CHOICE 512 COLORS」のコーナーが一番の人だかり。「友だちと重ならないからいい」と言う。
「天使の恋」は、女性ファッション誌やテレビCMで人気のカリスマモデル佐々木希さんと、シリアスからコメディまで幅広い役柄をこなす谷原章介氏が繰り広げるラブストーリー。試写会には主演の佐々木さんが参加し、映画のエピソードを公開したほか、ブログにアップする写真を参加者と一緒に撮影するなどし、会場を盛り上げた。
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