アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle」が日本へも出荷開始

別井貴志(編集部)2009年10月07日 14時27分

 米Amazon.comは、電子書籍リーダー「Kindle」を日本を含めた世界100カ国以上へ10月19日から出荷開始する。予約は10月7日からで、米国のAmazon.comのみでの販売となる。価格は279米ドル。

 Kindleは、書籍や雑誌、新聞、個人用文書を3Gワイヤレス技術を使ってダウンロードが可能になり、電子インクを採用した6インチのディスプレイで、本物の紙面のように見たり読んだりすることができる。現在、20万冊以上の英語書籍が提供されている。

 創業者兼CEO(最高経営責任者)のJeff Bezos氏は、「英語書籍を購入する顧客は全世界に何百万といて、Kindleを利用すれば、この本と思ったら、ワイヤレスで60秒以内にダウンロードできる」とコメントしている。

 アマゾン ジャパンでは、「将来的には日本語のデジタル書籍も扱っていきたいと考えているが、具体的な話はまだ何もなく、予定はまったくの未定」としている。また、Kindle日本語版の発売や、日本のAmazon.co.jpでの発売などもまったく予定にない。

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