イー・モバイルは6月18日、受信最大21Mbpsデータ通信サービス対応のデータスティック端末「D31HW」(Huawei製)の販売を、8月上旬より販売すると発表した。
D31HWの初期費用は、ベーシックが4万1980円、新にねん1万7980円。
受信最大21Mbpsデータ通信サービスは、3.5世代の「HSPA+」を採用したもの。最大受信通信速度は21.6Mbpsで、最大送信通信速度は5.8Mbpsとなっている。モバイルのブロードバンドながらも、ADSL/光マンション並みの速度を実現できるのが特長だ。
同社の実験サンプルによれば、横浜ポルタ地下で15.2Mbps、東京駅の地下で測定時平均値14.8Mbps、新宿東口アルタ前で12.7Mbps、秋葉原ヨドバシAkiba前で11Mbpsだったという。
また、発表会場でもデモを行った。発表会場では数人の記者がイー・モバイルを使用しており、帯域をフルに使える状態ではなかったが、最大受信速度は19.134Mbpsを記録。平均で18.571Mbpsだった。また、記者発表会前に測定した時は、最大受信速度20Mbpsを超えていたという。
サービスは、東名阪および全国の主要政令指定都市から提供し、12月末までに全国人口カバー率60%以上のエリアで提供する。地下鉄や地下街も首都圏を皮切りに21メガ化していくとしている。
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