Appleの「World Wide Developers Conference(WWDC)」が米国時間6月8日午前10時にサンフランシスコにおいて、同社マーケティング担当バイスプレジデントPhil Schiller氏の基調講演で開幕することが明らかになった。
米国時間5月13日朝に発表されたプレスリリースによると、基調講演は、Schiller氏をはじめとする「複数の同社幹部」が、サンフランシスコのモスコーンセンターで行うという。
予想通り、Appleは、出席した開発者やメディア関係者に対して、同社最新OSである「iPhone OS 3.0」および「Mac OS X Snow Leopard」についての話を聞く機会を得られることを約束している。
ただし、関心の高い2つの話題については何も触れられていない。新しい「iPhone」ハードウェアとSteve Jobs氏についてだ。Jobs氏は当初、同氏の休養が終わるのを「6月下旬」としていた。これは恐らく、6月8日開催のWWDC以降を意味していると思われる。しかし、同氏登場の可能性がないわけではない。
新しいiPhoneについてもまるで謎解きゲームのようになっている。Appleは、過去2回の6月開催のWWDCで新型iPhoneに関する発表をしている。Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏は13日、WWDCにおける新型iPhone発表について期待していないとリサーチノートで述べた。
同氏は、「むしろ、Appleが6月下旬か7月前半に、iPhoneシリーズ発表で特別イベントを開催する、と予想している」と述べた。このシナリオは、Jobs氏が復帰していれば、iPhoneを紹介する名誉を得られる、という点において興味深い。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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