次世代の「iPhone」に磁気計が搭載されるといううわさが初めて浮上したのは1カ月前のこと。そして、このたびBoy Genius Report(BGR)がその裏づけと見られるスクリーンショットを入手した。
これらの画像は、「Show In Compass」というオプションを含むデバッグメニューの存在を明らかにしている。このオプションは、次世代のiPhoneで登場するといわれている。
デジタルコンパスで実現する魅力的な機能の1つとしては、MacRumorsの示すとおり、拡張現実的なアプリケーションが導入可能になる点が挙げられる。モバイルでの拡張現実においては携帯電話のカメラとコンパスが利用可能になり、例えばサンフランシスコのユニオンスクエアなど、ロケーション情報の伴うイメージをデバイス1つでとらえられるようになる。コンパスの情報を用いることにより、ロケーションの名称をイメージ上部にポップアップ表示することが可能になるだろう。
これは、iPhoneとAppleから提供されるものとしては新しいものとなるだろうが、(Nokiaなど)そのほかの企業は、数年前からこの手のモバイルアプリケーションに取り組んできた。HP Labsもまた、モバイルでの拡張現実の有用性に注目している。
また、デジタルコンパスによって、iPhoneは、「コンパスモード」でGoogle Mapsを使用できるG1の機能に追いつくことになる。「Street View」モードでG1を動かすと、マップのビューもそれに追従するようになっている。
Appleが次期iPhoneをリリースするまでは、われわれは確かなことは分からないだろう。次期iPhoneは今夏リリースされると見込まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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