ユビキタスエンターテインメント、iPhoneゲームに進出--第1弾はシューティング

永井美智子(編集部)2009年04月16日 23時17分

 ユビキタスエンターテインメント(UEI)は4月16日、AQインタラクティブとの共同ブランド「出雲芸神」の第一弾として、iPhone 3G/iPod touch向けのシューティングゲームアプリ「Glandarius Wing Strike」を公開した。同日よりApp Storeにて販売している。

 出雲芸神はiPhone 3G/iPod touch向けのゲームブランド。タッチパネルでの操作性を生かしたゲームを開発していくという。

 Glandarius wing strikeは画面に表示された機体を指でなぞることで、移動や攻撃などができる。OpenGLによる高精細グラフィックが特徴だ。UEIが開発元、AQインタラクティブが販売元となる。価格は600円。米国では4ドル99セントで販売される。

Glandarius Wing Strike 「Glandarius Wing Strike」のプレイ画面

 iPhone 3G/iPod touch向けのゲーム事業に参入した狙いについて、UEI代表取締役社長の清水亮氏は「家庭用ゲーム機向けのタイトルは開発費が高騰しているが、iPhoneはまだ参入事業者が少なく、ゲーム1本に数百万円から1000万円程度しか開発費がかけられないベンチャーにもチャンスがある」と語る。App Storeを活用することで世界市場にゲームを販売できるのも魅力とのことだ。

 第一弾にシューティングゲームを選んだ理由については、「確実に面白いものができ、画面を見ただけである程度ルールがわかるものを選んだ」(清水氏)という。今後はさまざまなジャンルのゲームを提供していく方針で、2010年3月までに合計7本のゲームをリリースする計画だ。

動画:Glandarius Wing Strikeをプレイしている様子(クリックすると再生します)

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