「iPhone OS 3.0」に関して、Appleの技術部門は出し惜しみがない。同社は同OSのベータ2を開発者向けに公開するとともに、プッシュ通知機能を利用したアプリケーションの開発についてもゴーサインを出した。ベータ1が公開されたのは、たった2週間ほど前の話だ。
大半のAppleのアップデートと同様に、このベータ2では、テストの際に利用がいっそう快適になるような、安定性と性能の強化がなされている。ベータ1については、実際に使用したテスターから数々の問題点について不満の声が聞こえていた。
安定性の強化は歓迎すべきことだが、これに加えて、最新のベータ版にはさまざまな機能の強化がみられるという報告もあがっている。たとえば、「Springboard」と呼ばれるiPhoneのホーム画面については、待望のページ数増加が実現している。
The iPhone Blogによると、ベータ2ではアプリケーションが置かれるホーム画面の数が11枚と、従来の9枚から増加しているという。これにより、iPhoneに同時に搭載できるアプリケーションの総数は148個から180個に増加する。
iPhone OS 3.0のこの変更は歓迎すべきものだ。しかし、アプリケーションのアルファベット順ソートやカテゴリによる分類は、ベータ2でもまだできないようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力