ソフトバンクモバイルは3月6日、2段階定額制のPC向け高速モバイルデータ通信サービス「データ定額ボーナスパック」の提供を開始する。下り最大7.2Mbpsの高速データ通信が利用可能だ。また、専用端末として、USB型データ通信専用端末「SoftBank C01LC」の販売も開始する。
データ定額ボーナスパックは、イー・モバイル網を使う「データ定額プラン」と、ソフトバンクモバイル網を使う「データ従量プラン」を合わせたもの。各プランを単体で契約したときよりも月額料金を安くしている。2つの回線を利用するため、USIMカードを2枚契約する形となり、ユーザーは目的やエリアによってUSIMカードを差し替えることになる。
データ定額ボーナスパックの月額通信料金は月額1000円〜4980円で、1パケットあたりの料金は0.042円。ただし、これが適用されるのはイー・モバイル網に対応したUSIMを使うときのみ。ソフトバンクモバイル網対応のUSIMを使う場合は、別途1パケットあたり0.084円かかる。
データ定額プランのみの契約の場合、月額料金は2000円〜5980円。データ従量プランのみの契約では同4480円で、別途1パケットあたり0.084円かかる。データ定額ボーナスパックを含むいずれのプランも新規加入時のみ申し込みを受け付ける。
SoftBank C01LCはUSBスティック型のデータ通信専用端末で、2GHzと1.7GHzのW-CDMA無線規格に対応する。データ従量プラン専用のUSIMカードを使えば、海外での利用も可能だ。対応OSは、Windows Vista、Windows XP(SP2)、Mac OS X 10.4.0〜10.4.11以上、Mac OS X 10.5。価格はオープンで、市場想定価格は新規契約24回払いの場合、月額1000円。この場合、月額利用料から毎月1000円の特別割引が適用されるため、端末の実質負担額は0円となる。
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