ウィルコムは2月18日、中華人民共和国の総合通信機器メーカーである中興通訊(ZTE)と、次世代PHS技術「XGP」に関して共同検討することで、覚書を締結したと発表した。
ZTEは、現在、世界135の国や地域にある500以上のキャリアに向けて、携帯電話機や基地局などを提供している。携帯電話・PHSの世界市場におけるシェアは第6位という。日本では2008年6月、日本通信が提供するデータ通信サービスの端末にモジュールが採用されている。
今後は、広帯域無線アクセス(BWA)の技術としてXGPの事業化を推進するべく、ウィルコムが技術情報などを提供する。また、中国をはじめとする海外市場への展開も視野に入れているとのことだ。
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