モバゲー、広告代理店にインタースパイアを追加--広告主開拓を加速

永井美智子(編集部)2009年02月13日 21時50分

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は2月13日、携帯電話向けのポータルサイト「モバゲータウン」の広告枠の販売体制を変更すると発表した。これまでディーツー コミュニケーションズ(D2C)とサイバー・コミュニケーションズ(cci)の2社と独占契約していたが、ここにインタースパイアを追加する。

 モバゲータウンは1月末時点で会員数1264万人、月間166億ページビューを誇る国内最大級のモバイルサイト。2008年7月22日にD2C、cciとモバゲータウンの広告枠の販売に関して包括的代理店契約を締結していた。

 今回の発表についてDeNAは、「昨今の経済の急激な落ち込みによる景気の先行き不透明感が増している中で、従来型メディアに対する広告宣伝費を抑制する動きが見られる」とした上で、「さらなる大手広告主の開拓のため」にインタースパイアを加えたと説明。インタースパイアが広告枠を販売するのは2009年4月以降となる。

 インタースパイアは2004年12月に設立された企業で、モバイル広告の販売やモバイルサイトの運営が主軸。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が60.4%出資している。

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