ドコモ・ドットコムは有料の情報系モバイルサイトと、無料の情報系モバイルサイトのユーザーでiチャネルの利用率にどの程度差があるのかを調べ、その結果を2月3日に発表した。有料サイト利用者のほうが、無料サイト利用者よりも約3倍、iチャネルの利用率が高かったという。
ドコモのFOMAユーザーの中で、直近3カ月以内に情報系モバイルサイトを利用した1600名を対象に調査した。ここでいう情報系モバイルサイトとは、天気、ニュース、乗り換え情報、地図/交通情報、辞書、旅行情報、健康医学情報、エンターテインメント情報などのサイトを指す。調査を請け負ったのはヤフーバリューインサイトで、2008年10月31日から11月4日までの期間、ウェブアンケートを実施した。
その結果、有料の情報サイトを利用しているユーザーのほうが、無料サイト利用者よりも全体的にiチャネルを利用している割合が高かった。1日1回以上iチャネルで天気を見る割合を調べると、有料サイトの利用者の中では全体の31.7%、無料サイト利用者では11.2%と、約3倍の差が出たという。
ドコモ・ドットコムでは今回の結果について、「情報系専門サイトにお金を使うユーザーは、iチャネルのような有料サービスも含めて、『お金を払ってでも貪欲に情報コンテンツを求める』と考えられ、より積極的に有料サイトを使っている」と分析している。
このほか、有料の情報系モバイルサイトに入会するときに最重視されるのは、ニュースサイトの場合は「ブランド」、辞書や医学情報では「情報量」であるという。また、有料の情報サイトで1日1回以上アクセスされる比率が最も高いのは健康管理/ダイエットサイト、およびニュースサイトで、次いで妊娠出産や育児のサイト、医学サイト、天気サイトとなっている。
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