NTTドコモと富士通、台湾向け端末を開発--F905iがベース

松田真理(マイカ)2009年01月14日 18時02分

 NTTドコモと富士通は1月14日、「FOMA F905i」をベースにした台湾市場向け端末を開発したと発表した。F905iという名称で発売する。

 販売は、台湾でiモードサービスを提供するFar EasTone Telecommunications(FET)が担当する。FETはドコモが出資提携している事業者で、ドコモを含むアジア・太平洋地域の携帯電話事業者で結成した「コネクサス・モバイル・アライアンス」にも加盟している。

 F905iは台湾のユーザー向けに中文繁体字の表示、入力機能などを搭載し、FETのiモードサービスを現地語で利用できる。また、富士通の独自技術である「スーパーはっきりボイス」や「ゆっくりボイス」など、通話音声をより聞き取りやすくする機能も備えている。

 端末の価格は、FETで月額2700円程度の料金プランを契約した場合、1万9190台湾ドル(邦貨換算で約5万円)となる見込みだ。

F905i画面イメージ F905iの画面イメージ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]