NTTドコモと富士通は1月14日、「FOMA F905i」をベースにした台湾市場向け端末を開発したと発表した。F905iという名称で発売する。
販売は、台湾でiモードサービスを提供するFar EasTone Telecommunications(FET)が担当する。FETはドコモが出資提携している事業者で、ドコモを含むアジア・太平洋地域の携帯電話事業者で結成した「コネクサス・モバイル・アライアンス」にも加盟している。
F905iは台湾のユーザー向けに中文繁体字の表示、入力機能などを搭載し、FETのiモードサービスを現地語で利用できる。また、富士通の独自技術である「スーパーはっきりボイス」や「ゆっくりボイス」など、通話音声をより聞き取りやすくする機能も備えている。
端末の価格は、FETで月額2700円程度の料金プランを契約した場合、1万9190台湾ドル(邦貨換算で約5万円)となる見込みだ。
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